芭蕉林通信(ブログ)

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2022年07月20日 レゴ好き

 つい「レゴ愛」とタイトルをつけそうになりかろうじて踏みとどまった。愛とは少し大袈裟と思ったからである。レゴとはプラスチックの大小さまざまなブロックを組み立て最終製品を作る玩具の一種だが、簡単なものから複雑高度なものまであり子供から大人までが楽しめる。当初は孫に買ってやったつもりが、いつしか孫はレゴを卒業してしまい、私自身がミイラ取りがミイラになったという次第。そういえば、東京のレゴランドに孫と一緒に行ったことも今では懐かしい思い出だ。

 今まで作った作品の中でやや大作と呼べるものは、スペースシャトルや実際に専用レールを走らせることのできる電車、パイレーツカリビアンのブラックパール号などがある。これらは小学生の孫に譲った瞬間、もったいなくも完全に元のピースに解体されてしまった。スペースシャトルの制作には二昼夜もかかったにも拘わらずである。

 それでもめげず定期的にお気に入りのレゴを見つけては制作を続けている。と言うのもレゴの進化が面白いからである。例えば、音楽の鳴るグランドピアノやビートルズのイエローサブマリン、スターウォーズのヨーダ、vwのバン、レゴの創業者が使っていたというタイプライターなどがある。そして直近の作品がまた楽しかった。果肉植物の寄せ植えとゴッホの絵・星月夜である。大小のブロックで表現する植物の曲線、あるいはゴッホの絵が立体に蘇るなど興味津々のレゴを堪能したのである。

2022年07月07日 どういう訳か

 流木、石、貝、シーグラス、瓦、陶片あるいはレンガ片、落ち葉あるいは花びら、虫の死骸(例えば玉虫)、砂、鳥の巣、ハチの巣、空き缶、ウキ、これらの共通点は私の拾ってくる物たちである。どういう訳か、どこそこに落ちている物を拾い集めることが趣味の一つになっている。例えば、レンガ片や変わった形のウキは五島列島で拾った。砂はエジプトの砂漠と中国のゴビ砂漠の2種類がそろった。石にいたっては数多く拾っているが、それらをロックバランシングと言い、不安定に積み上げて遊んでいる。こうして書いていると、意外と拾っていないのは現金かも知れない。一度、ゴルフ場で千円札を拾ったことがあるぐらいだ。

 自然の物は造化の妙とでも呼べる色や形の美しさに惹かれる。人工の物にはその物に宿る歴史や作り手の思いが想像できる。人に歴史があるように物にも歴史がある。海辺で拾うシーグラスは、波や岩、石、砂に砕かれ洗われた結果曇りガラスになっていて長い年月を感じさせる。しかも物自体が優しく柔らかく美しい。貝は貝で、種類によってさまざまな形と色を見せてくれる。

 そうした物の中で、選りすぐった物を身辺に置き眺めることが多くなった。遠くに旅行ができない分だけ、拾ひ集めた物を眺めていると、かつて訪れた場所がまざまざと脳裏に浮かび上がってくる。ただ一つ問題があるとすれば、それらの物への愛着が強いだけに断捨離などは断然できず、ただ物が溜まっていくばかりということである。すぐに使える現金でないのが残念だが、趣味だからしょうがないと今日もあちこち拾える物を探している。

2022年06月27日 個人レッスン

 最初から妄想めいた話だが、個人レッスンと言うとなんだか淫靡(いんび)で秘密めいた感じがするのは私だけだろうか。きっと若い時に見たフランスかアメリカ映画のラブロマンスの影響があるに違いない。と言うことで今日は個人レッスンのお話。

 自分自身が先生役になったのは大学2年生の時のただ一度、小6の女の子に受験勉強を教えた。そして見事に第一志望の中学校を滑らさせた。私の教え方が下手だったのだ。社会人になってから講演や研修への参加は数限りなくあるが、個人レッスンを受けた経験は4回と少ない。1度目は40代の頃、カナダ人男性に会社に来てもらい英会話のレッスンを受けた。英会話を40分ほどするとクタクタになった。英語は単なるツール、会話はコンテンツと嘯(うそぶ)いていたものの、いかんせんツールの方が錆びついていた。2度目は50代に受けた「コーチング」の勉強。理論と実践を学んだが、実社会で活かすほどには頭が柔軟でなかった。3度目は日本の伝統芸能である能の舞と謡のレッスンである。本能寺の変で命を落とした織田信長が舞ったのは幸若舞だが、そのカッコよさに憧れて能を始めた。それから約1年半後に新型コロナの感染が拡大、一挙に熱が冷めた。私にとっては舞と謡の練習はとてつもなく難しかった。先生ごめんなさい。

 4度目の正直という言葉はないが、最近始めたのがパーソナル・トレーナーの指導による筋トレである。いきつけのフィットネスクラブの閉鎖が続き、やむに已まれず始めた。ウェイトをかけたスクワットやベンチプレスに挑戦しているが、インストラクターの巧みな指導で着実に筋肉量が増えている。そんな時にいきつけのフィットネスクラブが再開するとの連絡。しかしせっかく始めた個人レッスンなので、フィットネスとの共存の道を探ろうと思っている。

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