芭蕉林通信(ブログ)

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2021年07月08日 こむら返り

 梅雨に入る頃から夜中にこむら返りが起こり激痛に襲われるようになった。とっさに足の親指を立て心臓に向けて伸ばし痛みを押さえるが、失敗すればそのままじっと痛みが去るのを待たなければならない。

 ところがその後痛みが去るどころか朝起きてもその日一日中痛みが残るようになった。そこで真剣にこむら返りの予防法を研究する羽目に陥った。まずは水分補給が大事だと思い寝る前に水を一杯。これでは問題解決せず。次に、筋肉が引きつるのが原因だと考えて寝る前にふくらはびのマッサージ。これも効果なし。

 最後に思いついたのは、ひょっとして夜中にふくらはぎが冷えたせいではないかという仮説。さっそくレッグウォーマーを履いて寝たところ、見事にこむら返りが起きなかったのである。つまらない個人的な体験であるが、仮説・実行・検証のサイクルが珍しくも成功した事例となった。それにしても、毎晩ほっとして眠れるのはありがたい。

2021年06月28日 苦手意識

 天は二物を与えずと言うが、私の場合は欠点あるいは苦手とするものが数多くある。恥ずかしがり屋で緊張しやすい、声が高めでしかも若干音痴気味、字が下手な上にギャンブルの才能は全くない、おまけに高所恐怖症。これらはいつの間にかコンプレックスとなり、これまでの人生にさまざまな影を落として来た。

 例えば、人前で話す機会が多い割にはいつになっても緊張してうまく話せない。カラオケは大の苦手で人から歌うように強要されると進退が極まる。高い声は周りの信頼を得にくくし、下手な字では手紙を書くのも一苦労。ギャンブルの才能がないので、麻雀、パチンコ、競馬、株式投資には興味が持てない。万が一試してみると必ず酷い目に遭う。

 ひょっとして名字に「亀」という字が入っているのが災いしているのかも知れない。ウサギの跳躍力がないからである。もっとも、「コツコツが勝つコツ」とうそぶいたり、「人生は死ぬまでの暇つぶし」と考えたりする昨今では、これらコンプレックスのおかげで分相応な生き方ができて来たのかも知れない。他にも欠点があるでしょうと言う声が外部から聞こえて来る気もするが全くその通り。でも、それでも何とか生きてきたのは不思議な感じがする。身近な人の寛容とサポートのおかげだろう。

2021年06月15日 生ごみ出し

 昨今のことではあるが、ごみの分別方法が何となく分って来た。始まった当初はただただ面倒くさいルールとばかり思っていたが、資源のリサイクルや地球環境の保護のためと分れば一肌脱ぐのがまともな男ではないかと考えるようになった。と言う訳ではないのだろうが、毎週決まった生ごみ出し日には、ご近所の男衆と会うことが多くなった。私のいい加減な推定では、男女半々ぐらいの割合で生ごみ出しに励んでいる。

 どうやら男衆が参画し始めたのには理由があるようだ。我が家の場合は、ひとえに生ごみが重くて持ち運びが困難なことに尽きる。他の家でも同様の理由でご主人が現れたりするが、心配なのは奥様に先立たれたり、奥様の体調が思わしくなかったりする場合である。なかには、犬の散歩をかねて生ごみを出すご主人もいるがこれなどは微笑ましい。

 ご近所に住みながらなかなか話せない人と生ごみを出しながら挨拶を交わしたり近況を語り合うのは、怪我の功名とでも言えるのだろう。それにしても、我がふるさとのご近所でも間違いなく高齢化が進んでいるということが、この生ごみ出しの顔ぶれで分るというのもおかしな話である。ただ近い将来男衆が足腰が立たなくなったならば、生ごみはどうやって出せば良いのだろう。その前に自分自身が生ごみと間違われないようにしっかりしていなければならないのだが。

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