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以前紹介したことがあります個人的な画帳がようやく完成しました。決して私が描いたという訳ではなく、日経新聞の文化欄に掲載された芸術館関係の記事を丹念に切り抜き、スクラップブックに貼っていったものです。開始したのが昨年の3月6日の記事からですから、正確に言いますと足掛け10ヶ月の作業でした。
概要をご紹介しますと、集めた記事は101ですから、ほぼ二日に一度は作業をしていたことになります。十選というシリーズものを集めましたので、そのタイトルを順にご紹介しますと。
数寄なる工芸、ROOKジャケットアート、盆栽の世界、浄瑠璃・能をうたう、金の不動・銀のうつろい、 芸と術の絵画、奇想の源流、働くアメリカ、画商の肖像・フランス近代絵画より、犬、旅する弥勒、 狩野派・サーガ、負けん気の女、破格の陶芸、実業家が愛した芸術、新聞広告のチカラ、 隠された物語・江戸美術より、生きる命・掌編の試みなどです。 このように列挙しますと、改めて日本経済新聞社の芸術を捉える幅の広さに感心します。ただ画帳が完成して嬉しいのは嬉しいのですが、あくまでも個人の趣味なので他人には理解されないのが残念です。
また、反省点としては毎日の注意力が続かずに、いくつか記事が脱落したことがあります。一端脱落した記事を見つけ出すのは困難であり、ゴミと化した新聞が捨てられる運命を恨んだことも一再ではありませんでした。 思い出としては、日経の記事で知ったお陰で、山口県立美術館で開催された「ドラッガー・コレクション珠玉の水墨画」や姫路市立美術館であったイギリスの女性陶芸家「ルーシー・リー展」を見に行くことができたことです。
ともあれ、新年になり新たな画帳作りがスタートしましたので、昨年の反省点を活かしてもっと良い 画帳作りに挑戦したいと誓っているところです。
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スピーチに関する格言は多いのですが、スピーチの前置きとしてよく使われるのは、「スピーチと女性のスカートは短い方が良い。」というフレーズでしょう。ところがある時ある本を読んでいましたら、「スピーチと女性のスカートはない方が良い。」と書いてあるのには思わず笑ってしまいました。そこで私も今までに2、3回はこの新しいフレーズを使用したことがありますが、その時は会場に女性の姿が見えないか確認して話したものです。地元新聞社の今年の新年会もスピーチが全くないすっきりしたものでしたから、上記の教えに従っていたのでしょうか。 ただ過去には、大変に長いスピーチがあり、痛快と思えるような事態に遭遇したことがあります。一つは東京で、もう一つは熊本でのことです。東京のある懇親会で、来賓の一人が締めの挨拶を長々としている時のことです。業界の長老と言うべき人が、突如、「話が長いぞ、早く終われ。」と叫んだのです。会場にいた多くのメンバーが一瞬凍り付きましたが、挨拶していた当人は苦笑いしながら話を収めて降壇したのは立派でした。当事者の二人が気の置けない関係だったかどうか確認していませんが、ダラダラと長い話を一刀両断で終わらせた一言は見事な切れ味でした。 熊本ではある経済界のトップが20分を越える挨拶をしようとしていた時のことです。会場にいた一人がつかつかと壇上に歩み寄り、「あんたの話は長過ぎる、はよ止めなっせ。」と言ったのです。権威にひるまず思う事をずばっと言ったその勇気にはいささか感激しました。多分、会場全員が同じ気持ちだったのですから。 そこで思い出すのは、「ヤジは国会の花」という言葉です。民主主義国家の由縁でしょうか、国会の審議でヤジがよく飛んでいるのには驚かされます。時々、セクハラまがいのヤジが問題になるのは、ヤジを飛ばす政治家の品格のせいでしょうが、ヤジに慣れていない私などは、ヤジが飛んで来たら立ち往生しそうな気がします。 そして私自身も「長いぞ、早く止めろ。」と言われないように、要領良く短めに話すように努力したいものです。
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新年早々、腕のアップルウォッチが振動するので見てみると、株価が下落しているという日経の速報が次々と送られてきます。中国の株式市場の株安を受けてとのことですが株式投資に関心がないだけに一喜一憂しないで済むのは有り難いことです。おまけに、上場していない中小企業の経営者ですから、自分の会社の株価も関係ありません。 思えば、ギャンブルらしきものに初めて手を出したのは学生時代の麻雀でした。ただクラブ活動で毎日ヘトヘトになっていましたので、深みに嵌る事はなく結果的には下手のままで今日を迎えています。競馬は社会人になり同僚に誘われていい加減に買った馬券が大当たりしたことがあります。味を占めてその後買った馬券は空振りとなりましたので、以後一切馬券とは縁を切りました。
銀行員の時に部内で予想コンテストがあり参加させられたことがあります。それは円レートや公定歩合の予想など銀行らしい問題に加え、巨人軍に入団した原選手が三塁の正選手に定着するかなどの10の予想当てでした。そして、無惨にも私は最下位の点数を取り大いに恥をかいた記憶があります。 そうした私を助けたのは父の一言でした。それは経営に勝るギャンブルはないと言うもので、確かに経営者の投資は億単位ですから、失敗すれば桁違いの損失を被る訳です。また、ある人から絶対に上がるから買うべきとの株を紹介されたので、父に購入資金を貸してくれと言ったことがあります。その時、父から自分の金で買えと言われたのはショックでした。今思えば当たり前のことですが、その時は目先の利益に冷静さを失っていたのでしょう。
かくして、ギャンブルの才能がないばかりか、縁にも恵まれなかったことを人生の幸いと思い、名前の通り亀のように一歩一歩確実に前に進むことを心情に今日まで生きています。
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