芭蕉林通信(ブログ)

HOME > 芭蕉林通信(ブログ)

262件〜264件 (全 735件)   <前の3件     ・・・   84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92  ・・・   >次の3件

2019年07月26日 町の郵便局に喝!

 郵便局に行くのは不在届けを持って荷物を取りに行くぐらいで、日頃は疎遠である。子どもの頃切手収集をしていたなごりで、一時は記念切手は欠かさず買っていたが、不良在庫化してしまった今は買いに行くこともない。ところが、図らずも亡母の郵便貯金を解約するために郵便局に行く羽目になったのである。

 自宅近くの郵便局に貯金通帳と届出印を持参すると、母の除籍謄本が必要と言われた。そこで区役所で除籍謄本を発行してもらい、今度は会社近くの郵便局に出向いた。ところが、亡母と私の母子関係が分かる戸籍謄本が必要と言われる。再び区役所に出向き戸籍謄本を申請しとんぼ返りした。すると郵便局の窓口係が、午後4時を過ぎて処理できないが特別に処理すると恩着せがましく言う。待つこと5分、今度は相続協議書が必要を言われたのである。

 そこで頭が切れた。除籍謄本が必要、戸籍謄本も必要、処理は午後4時まで、相続協議書が必要なのであれば、なぜ最初からまとめて教えてくれないのかと怒ったのである。一つの書類の提出を求めて、次の書類の必要性に気づく。その後の処理をしてまた必要書類に気づくということなのだろうが、まったく要領が悪く、付き合わされる客はたまったものでない。そして郵便局は決まったことを淡々と進めているだけで、自分たちが非常識なことをしていることに気づかないのである。  最後にオチがあった。郵便局からもらったタオルの熨斗には、「このたびはご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」(文面の記憶が曖昧だが、趣旨は間違いない)の文字。やはり町の郵便局ではタオルの出番が多いのだろうか。

2019年07月22日 ダイエット

 ここ4ヶ月ほどダイエットに挑戦中である。結果から言えばほぼ4kgの減量は果たした。その間筋トレによって筋肉量は増えているので、理想的なダイエットと自画自賛している。人間ドックで検査すると脂肪肝も減り、体脂肪率や血圧も改善した。

 成功した要因を以下列挙してみる。
1 ダイエットへの強い動機   
(自分自身のデブ姿を動画で見てショックを受ける)
2 食事制限      
(昼食は栄養補助剤と牛乳のみ)
3 暴飲暴食の抑制   
(朝食と夕食時もダイエットを意識)
4 日常の運動を加速
(ジム通い、テニス、ゴルフ、休日の長距離の散歩など)
5 褒められる喜び
(痩せたでしょ!、顔がスリムに!お腹も出ていない!)
6 毎日の体重計測         
(ダイエットから逃げない精神とチェックの継続)

 冒頭にダイエットに挑戦中に記したのは、ダイエットを生活習慣にするまでは気が抜けないという意味である。怠惰な生活や美味しい酒・食事の誘惑に打ち勝つだけでなく、適度な息抜きをしながら健康管理を続けたい。ただ、運動療法士からは結構ストイックな挑戦ですねと言われたのが気になっている。

2019年07月19日 割り勘の男

 タクシーに乗っていると運転手が話しかけてきた。「最近の若者は、男と女がタクシー代を割り勘するんだよね。」と。見栄を張って生きて来た古い世代の人間にとっては、許しがたい軟弱青年に思えたのだろう。もっとも、自分らがケチだった昔のことは都合よく忘れている可能性がある。そうした話をしていると、横にはバイクの女性ドライバーと後部座席の青年が見えた。青年の両手を持って行きようのない様子がおかしかった。

 私自身にも驚いた経験がある。その一つは若い男性に知り合いの女性を紹介した際、デートするレストランの予約から食事代まで私が負担させられたことである。紹介するのだったら、それくらいの負担はしてもらわないと困るという考えかも知れない。しかし、この時は女性から断られたところを見ると、割り勘精神を見破られたのかも知れない。

 また30歳前後の未婚の男性が結婚したいから相手を紹介してくださいと言う。「どういう女性が好みか?」と聞くと、「共稼ぎしてくれる人」と宣(のたま)った。おいおいそれが理想の女性像かとは、私の心の中の言葉である。結婚したならば俺が一生面倒を見るとは言えないのかと情けなくなったのだが、昨今の若者の懐事情が言わせているのかと思ったら切なくなってきた。

262件〜264件 (全 735件)   <前の3件     ・・・   84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92  ・・・   >次の3件