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日本列島を歓喜の渦に巻き込んだラグビー日本チームの快進撃が終わった。4年前のワールドカップでは予選リーグ3勝一敗で3位となり決勝リーグに行けずにどういうこっちゃと憤りを感じたが、今回は4戦全勝と文句無しのベスト8進出であった。準々決勝の試合は南アフリカに力負けしたものの、立派な戦いぶりであったと思う。スポーツが与える感動は大きいと感じていたら、ふと社会人2年目の出来事を思い出した。当時は最初の赴任地である広島支店の銀行員であり、利付き金融債を地域の金融機関に売る仕事、つまり広島県・山口県・島根県3県を担当する営業の新人であった。カバン一つ持って、国鉄やバスを乗り継ぎ一泊や二泊の出張を繰り返していたのである。 そんなある日、いつもの宿泊地である山口市に隣接する湯田温泉の町並みを歩いていると、とある電気屋の店頭に大勢の人が集まりテレビ放映に釘付けになっている。群衆の肩越しにテレビ観戦をしていると、広島カープと巨人戦を実況放送しており、まさに広島カープの外人助っ人選手であるホプキンスがライト中段に優勝を決定するホームランを打った瞬間だった。すぐさま考えたのは、市民球団である広島カープが初優勝を飾った記念すべき日に、一人寂しく湯田温泉にいるべきではないということだった。 急遽、その日の宿泊と翌日の訪問予定をキャンセルして広島支店に飛んで帰ったら、応対した課長がよくぞ帰って来た、今から飲みに行くぞとなったのである。その日の広島の繁華街である流川、薬研掘の賑わいは想像を絶するものであり、行き交う人が皆抱き合い握手をする有様で、一生忘れられない一夜となった。そう言えばオチがある。先導した課長の革靴が行方不明になり、課長は見知らぬオカマ風の男性と意気投合していたからだとしばらくは冷やかされ続けたのである。
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好奇心に任せるままに購入したのが猫背矯正装置である。イスラエルを旅するテレビ番組を観ていた時、番組の中でハイテク企業が開発したという装置が紹介された。それが猫背姿勢になった時に振動して教える装置だった。日頃から猫背が気になっていたこともあり、さっそくネットで見つけて購入した。 ネット上での評価がまちまちなのが少し気になった。説明がすべて英語かヘブライ語?であり、確かに手探りで使用するしか手がないのには困惑した。イラストが専門アプリに出てくるので何とか使用できた。粘着性のある面を首の後ろ、肩甲骨の間に貼付ける。首が折れ少しでも猫背になると、途端にブーブーと振動が起こる。その度に背を伸ばし、胸を張るのである。 歩く、デスクで執務する、パソコンで作業する、いたる時にブーブーとやられる。その度にしゃんとする。その繰り返しである。今日など設定ミスなのか、5cmぐらいでも前かがみなるとブーブーとする感じだ。疲れはするものの意識付けするという点では効果は絶大だ。使用し慣れてくると、装置をつけなくても自然と猫背を意識することになるらしい。そうなったら装置は必要なくなるというのだから面白い発明であることは間違いない。もう少し頑張ってみるつもりだ。
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久しぶりに社員の結婚披露宴に参列していろいろ思うところがあった。まず子連れの披露宴であったのが目新しく現代風と感心した。新婦側の主賓が挨拶で、「これまで順調に来たと二人から聞いたがその意味が分からない」と感想を吐露されたのがおかしかった。 私が気になったのは参列した男性陣の服装である。主に弊社の社員のことだが、平服や上着なしの者がいて呆れてしまった。日本の生活文化には、「ハレ」と「ケ」と言い非日常と日常を峻別する考えがある。「ハレ」の日に着るのが晴れ着である。この使い方を誤ると日常のリズムが崩れるばかりか、礼を失することになる。私の経験からすれば、ご年配の人に可愛がられるには礼を尽くし敬語を使うことである。 このように生活文化が失われた背景には、核家族化、住居の洋式化、都市化がある。住空間が激変する中で、指導してくれる老人は身近におらず生活文化を伝承する場もなくなった。せめて会社の中だけでも必要不可欠な礼儀の有り様を伝えていかなければならないと強く思った。
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